F 氏邸

 60度の北斜面という立地条件に対して、擁壁自体を建物の構造としてとり込み、バットレスを階段にしている。生活の中心は3階にある居間・食堂・台所の三角形の空間である。採光は主に屋根面より採っているがそこにルーバーを設け、その温度上昇から生じる気流によって建物全体を換気している。
Copyright(c) 2004 Kamada Architect & Associates All Right Reserved.